以下は、FFmpegを使用してカレントディレクトリ内のすべてのMP4ファイルのビットレートを変更し、save
ディレクトリに保存するバッチファイル(.bat)の例です。
バッチファイルの作成手順
- 新しいテキストファイルを作成し、拡張子を
.bat
に変更します(例:change_bitrate.bat
)。 - 以下のコードをコピーして貼り付けます。
@echo off
setlocal
:: FFmpegのパスを指定
set "FFMPEG_DIR=%~dp0ffmpeg\ffmpeg.exe"
:: 保存先ディレクトリの作成
set "SAVE_DIR=%~dp0save"
if not exist "%SAVE_DIR%" (
mkdir "%SAVE_DIR%"
)
:: ビットレートの指定 (例:1000k)
set "BITRATE=1000k"
:: カレントディレクトリ内のMP4ファイルを処理
for %%F in (*.mp4) do (
echo Processing: %%F
"%FFMPEG_DIR%" -i "%%F" -b:v %BITRATE% "%SAVE_DIR%\%%~nF_new.mp4"
)
echo 完了しました!
pause
endlocal
コード内の説明
set "FFMPEG_DIR=%~dp0ffmpeg\ffmpeg.exe"
: バッチファイルが存在するディレクトリ内のffmpeg
フォルダー内にあるffmpeg.exe
のパスを設定します。set "SAVE_DIR=%~dp0save"
: 保存先ディレクトリを設定します。このスクリプトを実行するディレクトリ内にsave
フォルダーが作成されます。set "BITRATE=1000k"
: 出力するビットレートを指定します。必要に応じて変更してください。for %%F in (*.mp4) do (...
: カレントディレクトリ内のすべてのMP4ファイルに対してループし、ビットレートを変更します。"%FFMPEG_DIR%" -i "%%F" -b:v %BITRATE% ...
: FFmpegを実行して、入力ファイルのビットレートを変更し、指定した保存先に新しいファイルを出力します。
バッチファイルの実行
- バッチファイルを保存したら、ダブルクリックして実行します。
- 同じディレクトリ内の全てのMP4ファイルが処理され、ビットレートが変更されたファイルが
save
フォルダーに保存されます。
注意: FFmpegが正しくインストールされ、正しいパスが指定されたことを確認してください。また、ビットレートの値を必要に応じて変更してください。